宮城谷昌光

最近電車の中で結構ハマって読んでいる本が宮城谷昌光の歴史系。
本当に面白いし、わかり易い。社長が好きで集めていたモノを、チョイチョイ お借りしている。

介子推 (講談社文庫)

介子推 (講談社文庫)

今読んでいるのが「介子推」。
介子推は春秋時代重耳に仕えていた、後(後漢の時代)に神として祭られる身分の低い配下。身分が低いのに「神」となったのには 介子推が重耳の為に密かに、食糧を調達したり 暗殺者を恐るべき棒術で撃退した その奥ゆかしさにもある気がする。重耳は遂に中国の覇者となるんだけど、介子推の功績に気付かない。介子推は失望して、とうとう山に籠もってしまう。こうゆうトコ、今の社会に通じるモノがあるんじゃないかなー。平社員が社長の為にやった事って、案外評価されなかったりする。
重耳(上) (講談社文庫)

重耳(上) (講談社文庫)

重耳(中) (講談社文庫)

重耳(中) (講談社文庫)

重耳(下) (講談社文庫)

重耳(下) (講談社文庫)

これを先に読んでいたカラ、介子推の働きが凄くわかり易くて良かった。
宮城谷昌光、まだまだ面白い本がいっぱいあるカラ、読みまくりたい!!