愛された記憶

モニャ君は私を傷付けた事なんか無かった。
私はいつも我儘で意地悪だったのに。





「ウフフ」



ッて優しく笑って我慢してくれた。
許してくれてた。






時には愛情持って叱ってくれた。











その愛情に胡座をかいて、好き勝手してたんだ。

モニャ君が傷付いてる事も気付かず、気にせず。











それを後悔してるんだ。



夢は幸せだった頃も見せるカラ、モニャ君の優しさを 更に鮮明に記憶する。
これは私の受ける刑で、この記憶は決して消えない。

幸せだった切ない記憶。