perfume

うちのパパンに
女の影があると
今朝疑った。




今日は公休。


アタクシは昼過ぎカラ
友達とまつげパーマで
ちょっと遅くまで寝てた。



起きてリビングに降りると
誰もいなくて
ふわりと香水の薫りがした。





む……。


うちのママンは
香水なんぞつけない。
仕事柄 多分つけちゃダメ。




パパンか……?!
しかし何故…?!











━━━……女??


そんなまさかッ。

パパンに興味を持つオナゴが
いるハズな………



いやいや待てよ。

あれでいて
パパンはオシャレさんだカラ
そうゆうトコが
もしかしたら…









どうしよう…
パパンが死んで
急にパパンそっくりの子どもを連れた愛人が
遺言書を持って現れたら。



“遺産を全部 愛人に捧ぐ”
なんてあったら…


一応法律上
遺留分は確保出来るカラ…








とかなんとか
色々 妄想して数時間。



時間が経ったのに
一向に匂いが消えない。



どうゆう事?!


パパンが出掛けて相当経つ。

なのに匂いは弱まらない。


何かについている匂いか…??



辺りを嗅いで
やっとわかった。
この匂い…











ダウニー!!!!!!!!!


部屋干ししてた洗濯物カラ
ダウニー臭が…



あぁ…良かった。
危なく自分の妄想に
打ちのめされるトコだった…


ハァハァ…。