花屋

段々
ゆっくりと。

貴方を思い出す時間が少なくなって。
そして気付かないうちに忘れてゆくんだね。
あの時何故か「無理に忘れたくもない」と思ってたのに、今はそうは思わないみたい。
新しい仕事や周りの人が、どれだけ助けになってくれた事か。








でもね。
毎日通る花屋の前で、必ずあの子を思い出すの。
大好きなカサブランカを見せてあげたかった。私が好きな花なの。きっと気に入るよ。









シンクロして貴方を思い出す。







貴方はきっととっくに忘れてるよね。
私もあの子も。