12月大歌舞伎

☆弁慶上使☆
歌舞伎によくある子供を犠牲に・・的な話。私はこうゆうのが特にダメで、すぐ泣いちゃう・・。新悟君、去年の浅草歌舞伎以来に観たけども、凄く大きくなっててびっくり!成長期ってこんなに人が変わるんだ〜ってくらい成長してました。女形の声もちゃんと高くて口跡もいいのでは。ただ、デカい!!
☆猩々・三社祭
猩々は石橋モノに出てくるあの毛(赤)。勘太郎さんも七之助さんも「お酒の神」らしく神秘的で素敵でした。
三社祭は踊りがとてもハードで面白い動きでした。2人も汗を流しながら2つの演目を一生懸命やっていました。私は舞踊はよくわからない人間で、ただ綺麗なだけだと寝てしまうんです。でも今回は振り付け自体も面白くて、最後まで楽しんで観る事が出来ました。
☆盲目物語☆
玉三郎さん、七之助さんが超綺麗!!玉三郎さんのお市の方は子を持った女性の強さを、七之助さんの淀君は女性のずうずうしい(?)強さを見た気がしました。ずうずうしいと言っても悪い意味ではなく、自分の父親・養父・母親を死に追いやった人間の側室になるのはとても勇気のいる事だと思います。それを経て、しっかり主人の手綱を引いている女性の強さが出てて、良かったです。
☆重の井☆
夜の部は前日からの睡眠不足と疲労のせいで、かなりの確率で寝てました・・(最低)重の井も、七之助さん演じる若菜が下がった後くらいから、重の井が三吉を帰すくらいまでの記憶が無いです・・。調姫の子役の子がゆっくり過ぎて、微妙に思いました(笑)子役の子の台詞の言い方はわかってるんだけど、あれはちょっと・・。
船弁慶
これはもう殆ど記憶にありません。昔、能楽堂に能を観に行った時に、開始2分くらいで爆睡したのを思い出しました・・。ただ玉三郎さんの知盛だけは、前から興味があったので観ました。
☆松浦の太鼓☆
これはところどころ記憶は無かったですが、勘三郎さんの松浦候は楽しく観られました。ちょっとした事にも不自然さを感じさせない、素晴らしい松浦候でした。

今回の歌舞伎は弥十郎さんがいっぱい出ててびっくり!お疲れ様です・・!

そしてお土産に七之助さんの茶々、若菜、淀君三社祭の写真を買いました♪その後一睡もせずに仕事に行った自分を褒めてあげたいです!